大寒の時期に、室内練習場があるのはありがたいと感じます。昨年のこの時期は、積雪があって屋外の宇田川グランドは2週間以上、使用できない状況でした。こんな時に頼りになります。キャッチボール、素振りはもちろん、ピッチャーが3名並んで投げられるブルペンはあるし、ネットを区切ればバッテングマシンでの打撃練習もできる。
また、ロフトでは、年2回合宿を行い、最近では球納めで、監督プロデュースのクリスマスプレゼント争奪椅子取りゲームを行いました。と、いろいろな目的で使っています。
こんなありがたい室内練習場は、どう誕生したのでしょうか?
興味があったので、奥田代表、残間マネージャーにインタビューしました。すると、創立当初から、あった訳ではなく、最初は湯津上にあった個人宅の農作業場を間借りしていたそうです。練習場にする為に、1期生の親は総出で土を入れたり、ネットを手作りで編んだりしたとのこと。使い初めの際、手作りネットがバッテングの球を無事に受け止めると、大きな歓声が上がった。全てが手作りの出発で、この歓声はいまでも鮮明に記憶しているとのこと。
創立4年目なると、湯津上の練習場が使えない事情になります。別の場所を探す内に東洋自動車の跡地を紹介されたそうです。その際、創立メンバーは、志ある行動に出ました。どうせ作るなら、ちゃんと練習に励める場所にしようと。ネットは簡単に破れないものにしよう、内壁は白色のままだとボールが見えづらいので再塗装しよう、ロフトを板張りにして合宿や打ち合わせが出来る様にしようと。そして改装費用が大きくなり、創立メンバーは各人1~2百万円もの大金を出し合うことに。4年目だと、1期生の息子達は卒団しているのにです。そして、室内練習場が誕生しました。
今、室内練習場は特に予定がなければ、選手達が自主練習に使うことが許されています。選手達は、練習試合で上手く行かなかった点のチェックや、大事な大会前の調整に使います。自己を見つめ、心を整える場になっている様です。創立メンバー皆さんの志を識ることで、室内練習場は存在し続けるのだと思います。