ですが、大沼の暑い日差しと相手チームは
そんな希望を許してくれません。
四球とヒットで、1アウトも取れないうちに同点に追いつかれてしまいます。
そしてライトフライが上がり、それを取って1アウト。
タッチアップのランナーを刺すため内野に返球。
ところが、その送球が誰も取れない大暴投。
応援席からの悲鳴が響きそうな、そのとき、キャッチャーが機転を利かせて
バックネットから跳ね返ったボールを素早く取って
ホームに向かうランナーにタッチアウト。
まさかのダブルプレーとなります。
盛り上がる応援席。
でも、これで終われないのです。
四球と2塁打で失点。
ここで負けるわけにはいきません。
ここではピッチャーが頑張ります。
暑くても疲れていても辛くても
気持ちを切り替えて
最後は三振でスリーアウトチェンジ。
7-8となった、この試合
最後の攻撃にすべてを託します。
先頭打者の4年生が根性で出塁。
すると努力家のキャプテンが2塁打。
これで同点。
ベンチも応援席も盛り上がります。
この雰囲気に後押しされたのか
頼れるキャッチャーがサヨナラヒット。
劇的なサヨナラ勝ちを収めました。
エラーをしても
失点しても
気持ちを切り替えて
引きずらない。
そして、練習通りにプレーすれば
勝負は自分たちに有利になっていく。自然に。
そんなことを、選手たちが実感できた
暑い、アツイ、試合でした。