審判員講習を受講いたしました。
旧上瀬谷通信施設地区跡地の野球場で行われました。
寒空の下、横浜リーグ、横浜北リーグの選手の皆さんにご協力頂き、
色々なケースについての審判員の動き、嗜みを教えていただきました。
さてこの上瀬谷通信施設の野球場ですが、この審判員講習が最後の
お役目とのことです。
旧日本海軍の施設から始まり、アメリカ合衆国国家安全保障局(NSA)の
電波受信施設のお役目も終え、ついには少年野球のフィールドとしての
役目も終了です。
そして広大な敷地(約20万坪)はテーマパークへと変身するとのこと。
2031年の開業を目指すのだそうです。
テーマパークとのことですのでワクワクする方が大半でしょうが、一抹の
哀しさを感じます。
野球、どこでやればいいのかねえ?ですよ。
大谷選手がいくらで何処へFAするのか、山本選手(オリックス)もいくらで
何処へポスティング移籍するのかと連日話題になっています。
でも野球する場所がどんどん減っていきます。
子供も減っています。
アメリカで活躍するような選手の土台が失われていくような気がします。
以前、ベイスターズに在籍していた倉本寿彦選手は、私が藤沢リトルの帽子を
かぶっていたのを見て、
「あれ!藤沢だ。懐かしいなあ。まだ川の近くでやってるんですか?」
と言ってくれました。
先日、ベイスターズの石川達也選手には話しかける機会がありましたので、
「旭リトル出身ですよね、うちの息子は藤沢です。よく対戦します。
リトルの子供たちの為にも活躍して下さい。」
との言葉に、とても嬉しそうにうなずいてくれました。
少年硬式野球出身者がプロ野球選手として活躍しているのは、なんとも頼もしい
限りであります。
そして幾人もの選手が、彼らの後を追いかけて欲しいと願います。
しかし子供達よ、野球を取り囲む環境は厳しいのです。
大人は色々と工夫して苦心惨憺して、野球をする環境を調えてます。
野球ができる環境を大切に思い、日々の練習に励み、春には花を咲かせよう。
リトルリーグ神奈川連盟の皆様、
連盟審判員の皆様、
瀬谷リトルリーグ様、
横浜中央リトルリーグ様、
旭リトルリーグ様、
青葉緑東リトルリーグ様、
横浜青葉リトルリーグ様、
ありがとうございました。