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指導理念

京都中央リトルシニア 指導理念

― 真の成長は、「自立」と「自律」から ―

京都中央リトルシニアは、野球の技術を磨くだけの場ではありません。
私たちは、野球というチームスポーツを通じて、選手一人ひとりが人として大きく成長することを何よりも大切にしています。

その土台となるのが、私たちが最も重視する2つの力――「自立」と「自律」です。

 

 

【自立】― 自分のことは自分でやり抜く力

「自立」とは、単に指示を待つのではなく、自分で考え、自分のことは自分で責任を持ってやり抜く姿勢です。

日々の練習、道具の管理、生活リズム――すべてにおいて「自分のことは自分でやる」ことが、強くしなやかな心を育てます。
自立した選手は、自らの行動に責任を持ち、どんな場面でも自分で判断し行動することができます。

これは野球の場面に限らず、これからの人生においても必要不可欠な力です。

 

 

【自律】― 甘い誘惑にも負けない心の強さ

「自律」とは、外からのルールに頼らず、自らを律して正しい選択ができる力です。
誰も見ていないときでも、自分を甘やかさず、やるべきことをやる。楽な道や誘惑に流されず、正しい行動を選び続ける強さが、自律した選手をつくります。

その姿勢は、野球のプレーだけでなく、生活面・学校生活・人間関係など、あらゆる場面で信頼と成長を生み出します。

 

 

人としての成長を、野球とともに

選手の将来は人それぞれです。
京都中央リトルシニアは、上のレベルを目指す選手も、野球を楽しみながら成長したい選手も、どんな進路でも自分らしく歩んでいける力をこのチームで育んでほしいと願っています。

 

 

最後に

自分のことは自分でやり、甘えに流されず、自分を律して行動できる人間へ――。
その力は、すぐに身につくものではありません。だからこそ、私たちは””リトルシニアでの3年間を「人としての土台を築く大切な時間」""と位置づけ、日々の指導に取り組んでいます。

この3年間で選手たちは、努力や失敗、勝利や悔しさといったさまざまな経験を積み重ねていきます。
そして、その時間を共に乗り越えた仲間たちの存在も、選手の人生にとってかけがえのない財産となることでしょう。

京都中央リトルシニアは、野球を通して人として成長できる場所です。
ここで過ごす日々が、将来どんな道に進んでも胸を張って歩んでいける、確かな力となることを私たちは信じています。

   

 京都中央リトルシニア野球協会 会長 本田達弥

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