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安全管理マニュアル

大正シニア安全管理マニュアル

大正リトルシニア 安全管理マニュアル

目的

大正リトルシニアでは、選手が安心して野球に取り組める環境を整えるため、安全管理をチーム運営の最優先事項とします。

野球活動には、練習中だけでなく、準備・片付け・移動・道具の運搬など、日常の様々な場面に危険が潜んでいます。

「いつもやっているから大丈夫」という思い込みを排除し、その日の状況を必ず確認することを基本とし、選手・指導者・保護者が協力して事故の未然防止に努めます。


1.練習開始前の設備点検

練習開始前に、指導者を中心としてグラウンド・設備・道具の安全確認を行います。

点検項目

  • 防球ネット
  • フェンス
  • 支柱・固定部分
  • ボルト・ナット・金具の緩み
  • ベース・ピッチャープレート
  • その他危険箇所

基本方針

「昨日まで問題がなかった」ではなく、

『その日の状態を必ず確認する』

ことを原則とします。

異常・破損・不具合を発見した場合は、補修・交換・使用中止など適切な措置を行い、安全が確認できるまで使用しません。


2.ホームベース上部防球ネットの設置・撤去

ホームベース上部防球ネットの設置・撤去は、高所作業となるため転落事故防止を最優先とします。

基本ルール

  • 設置・撤去は必ず指導者または保護者が行う。
  • 作業時は脚立を安全な場所に設置し、必要に応じて補助者を配置する。
  • 選手は脚立やフェンスへ登らない。
  • 地上で行うネットの整理・片付けは従来どおり選手が行う。

3.選手と大人の作業区分

選手が自ら使用した道具の準備・片付けを行うことは、自主性や責任感を育む大切な活動です。そのため、これまでどおり選手が主体となって行う作業を基本とし、安全上特に危険を伴う作業のみ指導者または保護者が担当します。

選手が行う作業

  • ボール・バット・ヘルメット・捕手用具等の準備・片付け
  • ボールケース・ネット・ベース等の準備・片付け(高所作業を伴わないもの)
  • グラウンド整備
  • 道具・設備の日常点検
  • その他危険を伴わない作業

指導者・保護者が行う作業

  • ホームベース上部防球ネットの設置・撤去
  • 道具車屋根上での作業
  • 脚立を使用する作業
  • その他高所作業および危険を伴う作業

高所作業は、選手のみで行わせず、必ず指導者または保護者が実施します。


4.重量物の運搬

ボールケース、発電機、防球ネットの骨組みなどの重量物を運搬する際は、安全を最優先とします。

基本ルール

  • 重量物は一人で無理に持ち上げない。
  • 選手が運搬する場合は必ず2名以上で協力して運搬する。
  • 運搬が困難な場合や危険を伴う場合は、指導者または保護者が対応する。
  • 運搬前には周囲の安全を確認し、障害物や通行人に十分注意する。

主な重量物

  • ボールケース
  • 発電機
  • 防球ネットの骨組み
  • その他重量のある備品

5.道具車(車両)の安全管理

道具車の屋根上での作業は転落事故の危険を伴うため、安全管理を徹底します。

安全対策

  • 屋根上での作業は必ず指導者または保護者2名以上で行う。
  • 道具は可能な限り車内へ収納し、屋根上作業を減らす。
  • やむを得ず屋根上の荷物を積み下ろしする場合は必ず脚立を使用する。
  • 選手のみで屋根上へ上がることは禁止する。

6.道具車への積み下ろし

道路上または道路沿いで積み下ろしを行う場合は、交通事故防止を最優先とします。

安全ルール

  • 車両前後に見守り担当を配置する。
  • 声掛け担当を決め、安全確認を徹底する。
  • 道路側での作業はできる限り避ける。
  • 選手が道路へ飛び出さないよう十分注意する。

7.道具車運転時の安全管理

運転者は視界の確保を最優先とし、安全運転を徹底します。

禁止事項

  • 助手席へ大量の荷物を積載すること
  • サイドミラーが見えなくなる積載
  • バックミラーや前方視界を妨げる積載
  • 左右の安全確認が困難となる積載

特に左折時の巻き込み事故防止のため、十分な視界を確保してください。


8.人手不足時の対応

スタッフや保護者が少ない日であっても、安全を最優先に判断します。

対応例

  • 練習メニューの変更
  • 危険を伴う設備の使用制限
  • 準備・片付け作業の簡素化
  • 必要に応じて活動時間を短縮する

9.保護者との協力体制

保護者の皆様には、安全管理の重要な担い手としてご協力をお願いします。

「危ないかもしれない」と感じたことは、小さなことでも遠慮なく指導者へお伝えください。

チーム全体で情報を共有し、安全意識の向上と事故防止に努めます。

 

 

 

 

 


10.熱中症対策

夏季活動では、水分補給だけでなく身体を冷却する対策を徹底します。

常備するもの

  • 飲料水
  • スポーツドリンク
  • 氷・氷水
  • 保冷剤
  • 冷却タオル
  • テント等の日陰設備

真夏は、水筒へ氷を入れて保冷することも有効な熱中症対策として推奨します。


11.熱中症が疑われる場合の対応

主な症状

  • めまい
  • 頭痛
  • 吐き気
  • ふらつき
  • 強い疲労感・倦怠感

応急処置

  1. 直ちに活動を中止する。
  2. 涼しい場所へ移動する。
  3. 衣服を緩める。
  4. 首・脇の下・股関節などを氷や保冷剤で冷却する。
  5. 水分・塩分を補給する。
  6. 改善しない場合や意識障害がある場合は、直ちに119番通報し救急搬送を要請する。

12.事故発生時の対応

事故発生時は現場が混乱しないよう、役割分担を明確にします。

担当

  • 救急要請担当
  • 保護者連絡担当
  • 応急手当・現場安全確保担当
  • 病院同行担当
  • 事故状況記録担当

各選手の緊急連絡先は、あらかじめチームへ登録していただきます。

事故発生後は、発生日時・場所・状況・原因・対応内容を時系列で記録し、再発防止に活用します。


13.ヒヤリハット情報の共有

重大事故に至らなかった「危なかった」「ヒヤッとした」という事例も重要な情報です。

指導者・保護者・選手で情報を共有し、設備や練習方法、運営方法の改善につなげます。


安全管理の基本方針

  1. 設備は毎回点検し、思い込みを排除する。
  2. 高所作業は必ず指導者または保護者が行う。
  3. 選手の自主性を尊重し、安全な作業範囲を明確にする。
  4. 重量物は安全な方法で運搬し、無理をしない。
  5. 人手不足時でも安全を最優先に判断する。
  6. 保護者・指導者・選手が協力して安全管理を行う。
  7. 熱中症対策を徹底する。
  8. 事故・ヒヤリハットを共有し、継続的な改善を行う。

おわりに

安全管理は、指導者だけでなく、選手・保護者を含めたチーム全員で取り組むものです。

本マニュアルを共通の指針として、安全で安心して野球に取り組める環境づくりを進めるとともに、保護者の皆様から信頼されるチーム運営を目指してまいります。

 

2026年9月1日

大正リトルシニア野球協会

 

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